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第14話 「レアモンスターと戦闘童貞」

작가: 詩乃宮
last update 게시일: 2026-07-11 11:00:58

「ああ、そういえば———今日の仕事を忘れていたわ」

「ああ、発送か」

 思い出したように双鹿が空中で指を動かし始める。システムウィンドウを操作しているようだ。

 ヴィクトはまだこれがマクロであることを受け入れられずに、黒猫と戯れている。

(ふわふわなんだよなあ……)

 暖かくて、ふわふわで、もふもふで。

(マジで生きてないとか信じられん……)

 人類とは猫に癒される生き物なのである。なんて思いながら黒猫と戯れていれば、双鹿が「あ」と声を上げる。

「ヴィクトくん、ちょっといいかしら」

「あいよ」

 腰を上げれば、黒猫が「え?辞めるの?」なんて視線を向けてくるのでちょっと心苦しくなる。

(ごめんな、雇用主の方が上なんだ)

 そんな視線を黒猫に送りながら、双鹿の前に立つ。

「ヴィクトくん戦闘経験はあるかしら?」

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